タモガミ論文が一般的な日本人の意見と一致しないのは論を待たないところであるが、任命責任を云々する民主党ほか野党のやり口にもまた違和感を持たざるを得ない。
公務員の任命権者は形式上は大臣であるにしても実際は、各省庁の中でおおむね決まっているものである。そこを政府の責任に転嫁するというのは無理がある話だ。もっとも、役所の人事を知らない多くの国民にとっては誤解を招くに十分な意見であり、これを選挙対策として用いているとすれば姑息そのものである。
タモガミ氏は言論の自由を主張するが、当該意見と密接な関係を有する業務を担当している中で、その業務の根幹と相反する主張をするに至っては、言論の自由を主張することは適切ではない。ましてや、公務員という立場で公共の福祉を任ずる立場として適切な発言であったのか、考えてみるまでもないだろう。
私も元公務員ではあるが自説を主張するのはまずは組織内部で行うべきであり、そこでコンセンサスを得てから外部に発信すべきであり、タモガミ氏のやり方は幼稚であると言わざるを得ない。
最近、よく漫画を読んでいる。新しいのも読まないことはないが、昔のいわゆる名作的なものを読むことが多い。
今読んでいるのは、手塚治虫のブラック・ジャックだ。
話が概ねハッピーエンドにならないのがよい。ブラック・ジャックが手術した患者が手術は成功したのに別の要因で死ぬとか、患者は助かったが、代わりに犠牲者が出るという話が大半である。もちろんそういう話ばかりではなく、ハッピーエンドで終わるものもあるが、折角治した患者が事故などで結局死んでしまい「俺はなんのために手術したのだ」と悩む場面が多いように思った。
そもそも人が何か行動するとき、悪かろうと思ってするはずはない。その人の考えで最善手を取ったつもりが、実際は最悪だったということは珍しいことではない。思えば、私自身もいいだろうと思って行動してきていろいろとひどい目にあってきた。それは、周りが悪いとかそういう性質の理由ではなく、今客観的に考えれば明らかに自分が悪かったと思える。そのときは正しいと思っていたとしても。しかし、判断を強いられる、その状況に直面したときに、どれだけ「正しい」判断を下せるものだろうか。
そんな小難しいことを考えなくても、もちろん、ブラック・ジャックは面白い。しかし、多くの人はブラック・ジャックに己を投影してしまう場面があるのではないだろうか。例えそれが好ましい結果でなかったとしても、そうした姿が人間らしいのではないかと思っている。
歳をとって、そういした積み重ねが自分の首を絞めるのではなく、思い出として語れるようであればよいのだけれど。
例によって、週末はネット投票である。
競艇は芦屋と鳴門で記念、競馬は土曜開催でオープン特別だが、結局負けてしまいふて寝。
夜に目を覚まし、「エンタの神様」を見た。
若手芸人が中心のためか、普段あまりテレビを見ない私には聞きなれない名前も多い。出演者の中では比較的メジャーなのは次長課長、オリエンタルラジオ、桜塚やっくん、だいたひかる、それに藤原紀香と噂になっている陣内智則といったところだろうか。
しかし、頭のだいたひかるからして全く面白くない。コア、アクセルホッパー、ヒライケンジ、魔邪……と私にはどこが面白いのかさっぱりわからない。「爆笑オンエアバトル」に出ている連中のほうがよっぽど面白いと思う。
次長課長とか陣内智則なんかは以前はもう少し面白かったと思ったが。意外性がある分桜塚やっくんが多少マシという感じか(仕込みかもしれないけど)。
これだけ面白くないとネタの当たり外れという問題ではないような気がする。安易なバラエティが多すぎてネタ造りの暇がないのだろうか。
「ブロードキャスター」見ればよかった。
といっても、JリーグやセリエAではない。
惑星の数が9から12に増えるかも、ということでここ数日話題になっていた国際天文学連合(IAU)の総会で、結局冥王星が惑星から格下げになることが決まった、という話だ。
新たに採択された惑星の定義は、
酔い心地で家に戻ってみると、1通の葉書がポストにあった。
昔同じ職場で働き、いろいろと世話になった人からだ。
彼は僕より年下であるが、仕事の段取り、人柄、アフターファイブの飲みの姿勢まで、何一つかなうものはなく、ただひたすらにお世話になった青年だ。
葉書に目を通す。
10年働いた職場を辞し、弁護士を目指すため、大学院に入学したとのこと。
僕がまだ20代の頃。
今の職場に勤めてはいたが、自分はいつか何者かになれる、そう信じて疑わなかった時がある。
しかしそれは男であれば誰でも思うことで、そうした才能もないばかりか、目の前の仕事すら満足に遂行できない自分に気づくまでそう時間はかからなかった。
30を過ぎたらそれこそなし崩しで、どうしようもない自分をごまかすために、酒を飲むしかなくなった。
僕と違い、彼は結婚もし、子供もいる身だ。
そうした状況で打って出た。
それが素晴らしいし、少し憎らしくもある。
久しぶりに、清々しい思いがしている。
きっと彼なら目標を達成するものと思う。
「駄目ですよ、こんなところで寝ていちゃ」
赤坂の街角で、彼にそう言われたことを思い出した。
その言葉が、今強烈に胸に響いている。
所謂バブル崩壊後の10年のことを指して「失われた10年」と呼ぶ向きがある。
バブルの末期に大学生だった私のもとにはそれこそ山の様に企業からのDMが届いたものだった。
昨今の状況を知らないから比較できる由もないが、おそらく今よりも多かったのだろう。日経平均が30,000円を軽く超えていた頃の話である。そのDMの山がその当時の企業の膨らませた泡だったのかもしれぬと今になって思う。
バブルの終りとともに私の学生生活も終りを遂げ、「失われた10年」をある職場で過ごしたのだが、辞めることになり、己を省みたときに自らの足跡というものが遺せたのだろうかと思うと寂しい気持ちになってしまった。人一倍遊んではいた。そのことが無意味だとは思わない。だが、係員だった頃の上司に言われた「口に糊するためだけに働くのではつまらないだろう。」という言葉に照らせば、私は仕事の精度や効率にはこだわっていたけれども本質的に仕事が好きではなかったのだなあと思わざるを得ない。労働の対価として得た幾許かの金をどう使うかということに血道をあげていたような気がする。
週末に前の職場の先輩から連絡を頂き、連休中にお会いすることになった。今、私は九州の片田舎にいるのだが、その先輩も同郷なのだ。後ろばかりみて生きていくつもりはないのだが、そんな声をかけてもらうとありがたいと思う。
あの日送り出してくれた連中はこれからも私の財産なのだろう。
私のような我儘な男のことを気遣ってくれる人間が親兄弟の他に僅かでもいるとすれば、あの10余年は私にとって「失われた10年」ではなかったのだ、と救われる思いである。
無論、私も戦争を知らない。
しかし、その私から見ても、イラクで拘束された3邦人については、戦争というものを軽く考えているのではないかと思わざるを得ない。
「劣化ウラン弾の廃絶を訴える市民団体」として活動することはともかく、今、混迷の状況にあるイラクに赴かなければならない理由は何なのだろう。
政府が退避勧告を継続しているというのに未だ多くのNGO関係者が在留しているという。
一応の訓練を受けて武装した自衛隊員ですら腹を括ってイラク入りしているというのに、丸腰の民間人がどうやって身を護るつもりだったのだろう。今のイラクで危険に曝される可能性は「万が一」どころの話ではないというのに。
おそらく、皆純粋な心の持ち主なのだろう。小さなことでも自分に何ができるかと考え、イラクに入ったに違いない。ただ、リスクと効果の勘定がまったく考えられていないように思う。
米軍侵攻直前の「人間の盾」なる者たちと同じような印象を受けた。
安全なところから何を偉そうなことを言ってるのかという批判もあるだろう。でも、死んでしまったら元も子もないのだ。
参考:3邦人イラクで人質、自衛隊撤退を要求(Yomiuri Online)
先日亡くなったいかりや長介さんの葬儀が行われた。
僕が物心ついたころには、TBS「8時だョ!全員集合」は既にお化け番組と謂われていて、志村けんの「東村山音頭」や「ヒゲダンス」などのブームを呼んだことを思い出す。志村けん以前のメンバーだった荒井注を含め個性の強いメンバーをまとめていたのは長さんの力だった。
そんな「8時だョ!全員集合」もCX「オレたちひょうきん族」の台頭や低俗番組として叩かれたことなどが影響したのか、昭和60年に終了した。
ジャイアント馬場やジャンボ鶴田が亡くなった時には、「昭和」の残り香も一緒になくなってしまうような不思議な寂しさを感じたものだったが、長さんの場合は、「全員集合」以降の俳優としての活躍が目立っているし、他のメンバーも仲本工事以外は一線で活躍中とあって、「昭和」を引きずるような思いはあまりない。とはいえ、加藤茶が「もう一回『大爆笑』と『全員集合』を一緒にやりたかった」と語っているように、「全員集合」は彼らにとって特別なものだったのだなあ、と思う。
そして、「歯ァ磨けよ!」なんていうのから「ヒゲダンス」の音楽、妙な早口言葉など多くのフレーズが頭の片隅に残っているということは、僕にとっても忘れ得ないものだったのだ。
The Beatles来日の際に前座を務めたのがザ・ドリフターズだったのだが、The Beatlesと同じくドリフも二度と見ることはできなくなってしまった。
合掌。
![[全員集合!]](http://3baka.biz/archives/images/ikariya.jpg)
夏まで勤めていた職場を辞めて、今勤めているのは、外食産業の会社である。
低価格戦略で出店を進めている所謂ファミリーレストランなので、最近のニュースは対岸の火事どころではなく、会社を直撃することばかりだ。
米国産牛のBSE騒動で、吉野家をはじめとする牛丼チェーンがほぼ牛丼の発売を休止したが、私の勤める会社でも、米国産牛を使用しているが、当面影響は少ないとのプレス発表を行った。とはいえ、実際のところ、いつまでも在庫がある訳もなく、豪州産等代替の仕入れを確保するのに懸命である。
そして、鳥インフルエンザでタイ産の鶏肉の輸入が停止され、タイ産に代わる鶏肉の確保が急務だが、一方で価格を維持するために仕入れ値もそうは上げられないという苦しさがある。
そんな折、大分で鳥インフルエンザに感染したチャボが確認された。
ここから鶏肉を仕入れているわけでもないし、直接会社には関係ないのだけど、私の勤める会社は本社が大分なのでどうにもイメージが悪い。少なからず影響があるように思う。
これまで他人事だと思っていた話が、聞き流せないようになってしまった。
もっと、いいニュースが身近になるようだと嬉しいのだが……。
我ながらイマイチセンスないなーと思いつつ、試行錯誤しながらデザインを弄っている。
寂しいので、3年ぶりくらいにロゴを飾ってみた。
飾るだけじゃあんまりなので、気が向いたら、Mozilla Firefox落してみてください(誰も見てないか)。
Phoenix→Firebird→Firefoxと二度目のリネームです。商標権の関係らしいけど、ついてないプロジェクトだなあと思わざるを得んね。と言いつつも新しいのが出るとすぐ落してみているのだけど……。