May 12, 2008

オチ。

T差 1/2輪 1身。
上から順に見ていって、最後に来るのが、7身である。
笑わせるなよ、小嶋敬二。

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April 13, 2008

あの男の残像。

高知記念競輪。
久しぶりに、児玉広志の走りを見た。
神奈川・吉川ラインの3番手。
「あの」児玉なら、まさに確勝・突き抜けの位置である。
それがついて行くことができない。
車が全く進まないのだ。
度重なる落車で、体調が万全ではないのだろう。
競輪選手とは過酷なものだ。
裸一貫の勝負のことを言っているのではない。
後にも先にも、競輪選手には競輪しかないということだ。
「あの」児玉広志を。
競輪ファンは、決して忘れてはいないぞ。

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April 09, 2008

嵐を呼ぶ男。

一足速い桜花賞は、山崎が圧倒的な強さで風のように駆け抜けた。
それにしてもなんという強さだろう。
今日の決勝。
4F手前で神山の強烈なブロック。
並みの選手なら、あそこで飛ぶだろう。
しかし山崎は、そこを堪え切り、もう一踏みして伸びる。
僕は、佐藤友がもう少し抵抗できると思った。
ところがどうだ。
ホームで緩んだペースに業を煮やし、荒井が神山を従えてかます。
中団に佐藤がはまる。
ここまでで佐藤は大して足を使っていなかったはずだ。
後ろをけん制し、山崎のまくりに合わせて踏み込む準備を整える。
山崎の一踏み、二踏み、三踏み。
グン、グンと加速していく。
あっという間に佐藤は飲み込まれてしまった。
実力が違いすぎる。
昨日は春の嵐が吹き荒れた。
山崎の次元の違う走りに、僕は本物の嵐を呼ぶ風を見た思いがした。

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March 23, 2008

戦士の春。

名前のとおり、晴れ晴れとした笑顔がそこにあった。
第61回日本選手権競輪(静岡)は、地元のエース渡辺晴の優勝で幕を閉じた。
山崎、小嶋、平原の3分戦。
「地元の晴智さんが付きますし、思い切って・・。」
コメントどおり、山崎がホームから先行。
この辺が、山崎は懐が深い。
バックでは合志まで出切った。
これで勝負あり、である。
渡辺は3Fでも大げさな牽制はしなかった。
鬼脚・井上茂徳曰く、「大舞台ではあれが大切なんです。」
直線でも内をきっちり締め、合志も完封。
お手本どおりのマーク屋の仕事であった。
常にラインを大切にする渡辺の優勝は、競輪の美しさそのものであった。
競争路(バンク)の女神は、やはり戦士を選んだのである。

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March 22, 2008

一撃。

絶好調・伊藤正樹のまくりも、山崎の前ではおもちゃの鉄砲だったか。
静岡ダービー準決勝12R。
松尾が逃げ、中団に平原、山崎7番手という大方の予想通りの展開。
伊藤は車間を空け、3F手前で渾身の番手まくり。
それを見ても、山崎は動じる様子が全くない。
届く、そう確信していたのだろう。
強い。
明日の決勝は、山崎VS小嶋の図式だが、地元からただ一人決勝に名乗りを上げた渡辺晴。
北日本ただ一人の山崎の番手がすんなり転がり込んできた。
今日のあの走り。
まさに渾身の鬼差し。
そう、競輪は戦いなのだ。
遠雷が、聞こえる・・。

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March 20, 2008

ポカに注意。

第61回日本選手権競輪(静岡)が開幕した。
今日から激戦の2次予選が始まったが、どうもまだピンと来る選手がいない。
裏を返せば、明日のゴールデンレーサー賞に出場する9人が抜けているということか。
特に初日の小嶋の爆走先行には度肝を抜かれた。
物凄いかかりである。
決勝まで、ポカをやらかさないことだろう。
小嶋の場合、時折<信じられない負け方>をすることがある。
地元勢がほとんど討ち死にする中、エースの渡辺晴がどういう突込みを見せるか。
とにかく、戦わない男には栄冠は輝かないということだ。
個人的には、阿部康雄の走りに注目したい。

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February 24, 2008

風戦。

別府・東西王座戦2日目は、強風との戦いとなった。
そうした中で先行微差2着に残った山崎はさすがだし、昨年の覇者、小嶋、佐藤友の二人も決勝に名乗りを上げた。
明日も風(バック向かい風)との戦いだろう。
東王座は、山崎-佐藤友-岡部で初手は並ぶようだ。
他は、平原、武田、新田にラインができる。
ここはすんなり山崎が先行できるのではないか。
そうなると、佐藤はそこそこに番手の仕事をすると思うので、3番手の岡部の突っ込みか。
穴は、山崎と武田あたりが叩き合った場合で、その時は明日は勝ちに徹しそうな平原のまくりだ。
西王座は、中部をすんなり並ばせずと、ファイター小倉が小嶋の番手を宣言した。
永井、北津留、石丸にラインができる。
小嶋が永井の3番手からすんなりなら結果は簡単だが、小嶋は自分の走りに徹するだろう。
先行は永井か、北津留と思うが、北津留の場合、前が流した場合の<かまし>と思う。
あのダッシュに西川が付け切れるだろうか。
そこに中部の司令塔浜口の頭脳が動き、北津留の番手に永井が入り込む形もあるかもしれない。
無欲で走る永井に追い風か。
3連単は、石丸に乗る三宅を絡ませたい。

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February 06, 2008

行く末。

競輪で12億円が当たる。
この4月から、立川、平塚で、「ちゃりLOTO」なる宝くじが発売されるそうだ。
後半7レースの1着を当てたり、1着2着を当てるものもあるという。
「競輪を知らない人がターゲットです。」と関係者は言うが。
そういう形に頼らざるをえないということが、既に末期症状とも思われる。
とにかく、己のすべてをこのレースにぶつけるのだ、そんな選手の走りが見たい。
情念を感じさせてくれる選手。
それこそが競輪の魅力なのだ。
くじのネーミングは、ちょっとインチキ臭くて良いがね。

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January 27, 2008

横綱対決(小倉)。

こちらも横綱対決か。
小倉競輪祭決勝である。
小嶋、山崎が危なげなく決勝に乗ってきた。
さすがは第一人者だ。
山崎は暮れからインフルエンザにかかり、「7~8割の出来」とのことであったが、レースで調子を作ってきた。
昨日は10秒7の圧巻の捲りである。
付けた佐藤慎は、お先真っ暗な思いをしたのではないか。
一番いい位置にいて、抜けない、と誰よりも強く思い知らされるのだから、これはもうたまったものではない。
決勝は、他に井上、武井にラインができ、4分戦の細切れ。
力なら、山崎と小嶋の一騎打ちで、1=2だろうが、武井がチョコチョコ動く。
これが結構<意外>を呼び込むかもしれない。
3連単は、前日共同インタビューの佇まいの良かった香川を絡ませたい。
今年最初のG1レース。
競輪の醍醐味を存分に見せて欲しい。

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January 12, 2008

滋味豊かなイモ。

先日09年度の競輪スケジュールが発表された。
それによると、「ふるさとダービー」が消滅するらしい。
この報を聞いて、ああ、競輪はこの先本当に大丈夫なのかと思ってしまった。
なぜに「ふるさとダービー」を消す必要があるのだろうか。
数ある公営ギャンブルのレース名の中でも、僕はこれは出色の出来栄えだと思う。
競輪ファンは、選手の日々の鍛錬が紡ぎ出す人間ドラマを信用しているのである。
そうでなければ、命の次に大切な金を張れるはずがない。
「ふるさとダービー」という名称には、選手とファンが一体となって競輪を継続していくのだという泥臭い想いがプンプンにおっている。
それをあっさり切り捨て、「何とかカップ」なんて無味乾燥な名前をつけてどうするのだ。
形の揃ったリンゴじゃなく、大粒、小粒いろいろあるが滋味豊かなイモ。
競輪はそれでいいんだよ。

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December 31, 2007

なんだかなあ……。

久々に競輪のインターネット投票を使う。
下馬評では山崎が本命ではあるが、やはり番手有利と見て伏見から3-9、3-1を中心に数点買う。
購入ボタンを押してからの反応が悪い、と思ったら接続がタイムアウトしてしまった。
再度購入しようとするも繋がらず、ようやく繋がったと思ったら締切を過ぎていた。
そんなわけで、車券も買えず、テレビ中継を見ていたわけだが、競輪インターネット投票はサーバーの増強をしてもらいたい。締切間近に買うほうも悪いのかもしれないが、競馬や競艇ではこんなこと今までに一度もないのだから。
それと三井呂之は何もこんなときに逮捕されなくてもいいのに。金持ってるんだから風俗でも行きなさい、などと言っても後の祭りだが。

December 30, 2007

境目の靄。

2007年もあと2日。
年を経るごとにその境目が霞んでくるように思う。
可能性がどんどん目減りしている証拠であろう。
それに抗おうという気は残念ながらもう僕にはないが、30日だけはそうはいかない。
競輪グランプリ2007の30日である。
本命を背負う山崎は、ここを勝てば2002年の山田裕の賞金記録を塗り替えることになる。
4.00の大ギア。
輪界の常識を覆した走りが、新時代を切り開くのか。
Sは佐藤か手島がとるように思う。
その後ろに山崎ライン、小嶋ラインか。
1億円の一発勝負。
誰もが獲りたい。
ゆえに仕掛けはいつもより気持ち遅くなる。
残り2周で小嶋が動く。
山崎の横でぴたり併走。
ジャン前で小嶋が出るだろうが、後ろをけん制し、スピードが上がらない。
4F手前。
ここで誰が動くか。
小嶋、佐藤、山崎の胸一つでレースは大きく変わってくる。
「仕掛け所を逃さないように」という山崎が思い切り踏み込むか。
「(今回は中部ラインではないので)思い切ったレースができる」とする小嶋があわせて踏むか、或いは山崎を出させるか。
その場合、手島も3、4番手に追い上げるだろう。
山崎すんなり、又は小嶋との叩きあいの形でも、伏見が一番力を温存するように思う。
海外遠征で競輪の走りができているのかどうかが気にはなるが、そこまで考えていたら際限なく買い目が広がってしまう。
グランプリの重圧、冷え込む空気、立川の直線を鑑み、伏見なら山崎を差せると踏む。
初手は3-9だが、過去のGPの結果を見ると、2車単は軒並み高配当である。
伏見の後ろが切れ、そこに縦のスピードがある渡邊が入り込めば・・・。
いくらでも想像は広がるが、当たりは1点のみ、である。
とにかく思い切りよく張って、境目を覆う靄をさっぱりと晴らすこととしたい。

投稿者 mustbeangel : 10:32 AM | コメント (0) | トラックバック

December 28, 2007

何よりのご馳走。

いよいよ立川が開幕する。
グランプリは明後日だが、早速共同記者会見が行われた。
注目の北の並びは、山崎、佐藤友にそれぞれラインが出来る。
つまり、彼らは別戦を選択したということだ。
小嶋には渡邊がつき、手島-兵藤の群馬コンビは前々から切り込んでいく。
神山、吉岡、山田裕。
この3人のいずれも出場しないグランプリは10年ぶりだとか。
確実に時代は移り変わっているのだ。
キーは手島だろう。
位置取りも巧みだし、この時期は調子を上げてくるタイプだと思う。
GP前のレースで、山崎VS佐藤友のレースがいくつかあったが、力ではやはりまだ山崎に一日の長があるように思う。
昨年は差しの予感(勝ったのは有坂だった)があったが、今年はそこまでの強い引きがない。
難解である。
競輪の基本は番手、まずはそこからレースを夢想してみたい。
何よりその時間が、競輪は一番楽しいのだ。

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December 05, 2007

これはもう分断だ。

熊本全日本選抜競輪は、山崎が優勝した。
賞金もダントツの1位であり、王者としてグランプリに挑むことになる。
そのメンバーは。
山崎、佐藤友、有坂、伏見の北カルテット。
小嶋、飯嶋、兵藤、渡邊晴に、手島がギリギリで滑り込んだ。
目標のないマーク屋が乗ってきただけに、北でまとまればこれはもう分断だろう。
小嶋がどこまで復調してくるか。
それにしても、38歳にしてあの先行パワー。
恐れ入る。
決戦まであと25日。
待ち遠しい・・。

投稿者 mustbeangel : 07:53 PM | コメント (0)

December 01, 2007

滑走路の果てに。

さすがは「滑走路」バンク。
熊本500バンクの直線は長い。
そして選手の夢・グランプリへの道のりも長く険しいのだ。
今年最後のG1・熊本全日本選抜競輪が開幕した。
新時代競輪の申し子、山崎は、10Rでバック8番手からあっさり前団を飲み込んだ。
レースの流れすら呼び込む力があるように思う。
今年のGPも、北優勢のメンバー構成である。
小嶋も、絶好調には程遠い出来である。(残り29日では厳しいだろう。)
花月園記念決勝のように、北1、北2となるのか。
歌合戦じゃないんだから。
残り3日間に、打倒山崎を託したい。

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October 06, 2007

じっくり見る。

佐々木兄弟。
山口兄弟。
競輪選手には、兄弟仁義の世界がある。
特に山口の<幸二・富生>は、二人ともG1ホルダーだ。
向日町競輪で開催した共同通信社杯競輪。
今日の最終Rに、村上兄弟が出場する。
昨日の兄の走りは素晴らしかった。
佐藤の番手の伏見をまず捌き、3Fでは捲ってきた先行選手をも弾いての2着確保。
「村上さんに全部(仕事を)やらせてしまった・・。」
番手の加藤が、勝って反省していた。
いや、久しぶりに村上の気迫ある走りを見た気がした。
今日は、「俺に行かせてくれ」との弟の申し出を厳しくいさめ、先頭を走る。
先行屋の誇りだろう。
「弟よ、黙って見ていろ、俺の背中を!」といったところだろう。
僕も、じっくり見ることにする。

投稿者 mustbeangel : 12:13 PM | コメント (0) | トラックバック

September 16, 2007

これが芸。

高知オールスター決勝は、北から4人乗ってきた。
並びは、山崎-佐藤友-伏見-菊池となるようだ。
この4人、いずれも自力型である。
贅沢な布陣だ。
そして目標のない栃木・飯嶋が「北の番手」を宣言した。
準決勝A12R。
後手を踏んだ武田-神山の捲りは、直線両者落車で万事休す。(落車でなくても届きはしなかったが・・。)
今や栃木のエース格にまでなってきた飯嶋。
目の色が変わっていた。
戦う男の目だ。
好調の新田とレースは2分戦だが、どうやら味わいのあるレースになりそうだ。
そのスパイスが、10年ぶりのG1決勝となる遠澤であり、岡山の豊田である。
このベテラン二人の最後の直線のコース取り、いわゆる<芸>にも注目したい。

投稿者 mustbeangel : 09:34 PM | コメント (0) | トラックバック

September 14, 2007

風向き。

いよいよオールスター競輪が開幕した。
高知500バンクで凌ぎが削られる。
2日目11R。
山崎があっさりと負けた。
先行できず捲りに回ったが、スピードに乗る前に阿部にきっちり止められた。
これが山崎の、いや大ギヤの負けパターンか。
残り2日。
決勝に向け、選手の動きを見極めたい。
特にオールスター男・神山の調子を。
ここ数戦、神山には風が、追い風が吹いているように思うので。

投稿者 mustbeangel : 08:22 PM | コメント (0) | トラックバック

August 28, 2007

ただ一言。

今日のいわき平記念決勝は、山崎芳仁が自慢の大ギヤでぶっこ抜いたようだ。
完全に手の内に入れた感がある。
番手の佐藤は、「強い」。
3番手の村本は、「スピードが違いすぎる」。
ここ数戦で山崎と戦った選手の口からほぼ同じ言葉が聞かれる点が非常に興味深い。
それもただ一言、である。
それだけ山崎が次元の違う脚を繰り出しているということなのだろう。
競輪新時代の到来なのかもしれない。
その<今風>をこの目で確かめてみたい。
次の斡旋はどこなのだろう。
旅打ちに、繰り出すとするか。

投稿者 mustbeangel : 10:44 PM | コメント (0) | トラックバック

July 30, 2007

ささやかな抵抗。

やはり格か・・。
痛い。
考えの一つに入っていただけに、痛い。
村本の追い込みに、捲りも打てる榊枝。
買えない車券ではなかった。
残るは11R・フェニックス杯決勝のみだ。
久しぶりの旅打ちで、福井競輪場へやってきた。
いい競輪場である。
雰囲気がある。
周りを見れば、絶対に行ってないな選挙に、という人相ばかりである。
最終レースに集中する。
その時である。
予想屋のおっちゃんのだみ声が一節聞こえてきた。
「残るは決勝のみ。さあここで万といこう。これが最後だよ。これで万とらなきゃ、家帰ってお母ちゃんのマン!」
感動した。
何て素晴らしいのだろう。
選挙に行かず旅打ちに出る。
この瞬間、僕のささやかな抵抗が、<美しいもの>に昇華した。

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May 03, 2007

思わず漏れる感嘆のため息。

惜しかったなあ、森内。
GW恒例の平塚記念。
マークさせれば日本一の選手・森内章之は、準決Bで惜しくも3着に敗れた。
それでも内に外にと、鬼のような仕事。
素晴らしいの一言である。
競輪の醍醐味を存分に見せつけてくれる。
決勝は、さすがに実力者が勝ちあがってきた。
小嶋か、山崎か。
その前に、森内の<仕事>にため息を、感嘆のため息をつくとしよう。

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February 25, 2007

激突。

東西王座戦、宇都宮バンクが燃えている。
まずは10Rの西王座。
小嶋の調子がグンを抜いており、先行しても捲っても、まさに魔王の強さだ。
明日は村上の先行を捲る形になると思うが、今の出来なら完全優勝の公算大である。
見所は、小嶋の後ろで競る浜口と小野の戦いだろう。
小野の今年の意気込みを見極めたいと思う。
11Rは東王座。
北日本が5人乗ってきたが、やはり岡部・佐藤のズレは修復できておらず、別線となった。
有坂-佐藤を引っ張るのが、ついにGⅡ決勝まで上ってきた岩手の佐藤友和である。
山崎だけでも相当に強いのに、北はまったくもって贅沢な選手層である。
南関の白戸-晴智が「前々」を宣言しており、ひょっとすると番手戦もあるかもしれない。
地元の雄・神山は、佐藤ラインの後ろから、岡部に合わせて捲って出るのではないか。
それに乗る飯嶋が面白い。
自力も結構強い選手だ。
佐藤=飯嶋なら高配当だろう。

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January 29, 2007

女神の肩透かし。

今年の競輪王は、福島・山崎芳仁の頭上に輝いた。
4人が落車するという後味の悪い結果となったが、山崎は堂々と先行で押し切った。
この点は評価すべきだろう。
単騎となった手島は気合十分で、昨年からの好調そのままに初G1制覇を目論んだが、動き過ぎが仇となった格好だ。
「手島さん、まだよ。」といったところだろうか。
女神の肩透かし。
こりゃ効くね。

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December 30, 2006

感謝・惜別・非情の差し。

大一番の朝をどのような気持ちで迎えたのだろうか。
競輪グランプリ2006がやって来た。
吉岡引退の報道が直前でなされ、現場はさぞ混乱したことだろう。
昨日GPの特番を見ていて、ちょっと印象的な一場面があった。
カメラが吉岡を追っていたとき、一人の選手が吉岡に近寄り、一言そっと話しかけ去っていった。
愛媛の渡部哲男である。
渡部は日頃から吉岡と親交が厚く、<不動会>のメンバーでもある。
その光景を見たとき、ああ、やはり吉岡は引退するのだと確信した。
もう一度9人のメンバーを見る。
実質、山崎の先行1車である。
先行1車は黙って買い、これが競輪のセオリーだ。
ましてや山崎は次代を担う逸材。
勢いもある。
それにこの山崎という男、大一番にも動じない図太さも兼ね備えている。
初出場だろうがなんだろうが、あっさりと優勝を掻っ攫ても不思議ない。
「小さいレースはしない。」
そう語る山崎が先行するのだろう。
すんなりなら、なかなか山崎を捲れるものではないと思う。
僕はそこに井上が絡み、機を見て敏な手島も誘蛾灯に吸い込まれるがごとく絡みついていくのでは考える。
隊列が縮まる。
競輪の女神がいるのなら、ファンに愛された吉岡に最後の見せ場を与えるはずだ。
それがスターというものである。
吉岡に憧れて選手になったという競輪選手は多い。
吉岡の後ろを回る合志もその一人だ。
4=3から入りたい。(4-3厚目)
平野末吉杯初日の前田拓也が通ったコース。
そこがVロード。
合志の《吉岡への感謝・惜別・非情の差し》で、今年1年を締めくくりたいと思う。

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December 27, 2006

この僕にも。

競輪は節目に来ているのかもしれない。
宮杯での内林の引退の報に接し、当時僕はそう書いた。
しかし、こんな形でその<節目>を思い知らされるとは夢にも思わなかった。
吉岡稔真、引退。
30日のGPを最後に、現役を退く意志を固めたという。
いつから競輪をやり始めたのか。
はっきりとは思い出せないが、社会に出てから競輪をやり始めた。
その頃吉岡は既に輪界のスターであり、豪快な捲りがファンを痺れさせた。
性にあったのか、僕は競輪に熱を上げ始めた。
吉岡だけでなく、神山や小橋、滝沢正光の偉ぶらない態度に、世の中にこんな世界があるのかと素直に感動した。
30日の大一番。
おそらく吉岡は九州の先頭を走るのだろう。
そして、飛ぶ鳥を落とす勢いの山崎に真っ向勝負を挑むに違いない。
競輪は節目に来ているのだ。
輪界にも、そしてこの僕にも。

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December 07, 2006

差し。

全日本選抜競輪が終わり、GP2006のメンバーが出揃った。
その全日本選抜は、合志の見事な差しが決まった。
合志を引き出した荒井は、「絶対にGPに乗せますから」と覚悟の競争だったようだ。
荒井は言う。
「平原は後ろが大先輩(神山)ですけど、それだけでしょう。僕らは81期と82期ですから。」
繋がりの強さが違うというのだ。
これでGPは、井上-吉岡-合志の九州ラインが実現した。
山崎-佐藤-有坂の北日本にどこまで対抗できるか。
井上が山崎に対抗意識を燃やせば、手島に風が吹く。
さらに後ろの後閑がズバッと差す。
昨年のGPで、後閑は<早とちり>をやらかした。
勝ったと思い、思わず手を上げてしまったのだ。
いずれにしろ、今年は<差し>という気がする。

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November 12, 2006

覇権。

「いろいろ試してみました。」
先日京王閣を走った山崎のコメントだ。
GP当確選手達は、すでにいろいろと考え始めているのだろう。
その一環なのか、伊東の記念で山崎が何とギヤ倍数を4.00にあげて出走してきた。
解説の鬼脚井上も、「雨だし、踏み切れるかどうか・・」と心配していたが、終わってみれば山崎の圧勝劇だった。
むしろ合っているのではないか。
後ろの佐藤慎も全く詰められなかった。
気がつくと、いつの間にか吉岡を抜き去り、賞金ランクトップである。
時代は山崎を選んだのか。
とにかく、手の付けれない強さである。

投稿者 mustbeangel : 12:03 AM | コメント (0)

October 09, 2006

つむじ風。

共同通信社杯競輪も、いよいよ決勝戦だ。
きっちり立て直してきた山崎が、連日好スピードで逃げている。
市田、岡部と自力型はいるが、実質先行一車。
しかも番手が競りでもつれるとあっては、山崎の有利は動かないだろう。
それにしても、山崎、佐藤慎らと岡部は、完全に対立軸となっているようだな。
一度縺れた糸は、修復不可能だろう。
GP争いも熱い。
12月の全日本選抜(いわき平)が残っているとはいえ、今日の2000万円は十分魅力的だ。
手島、市田、岡部らにとっては、是が非でも獲って賞金加算しておきたいところだろう。
天高く馬肥ゆる秋。
絶好のスポーツ日和。
島根では出雲駅伝が、所沢では西武とソフトバンクの最終決戦もある。
そして岐阜では、88期山崎が逃げ切って、新時代のつむじ風を吹かせると見た。

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September 18, 2006

節目。

取手開設記念も決勝メンバーが出揃った。
やはり記念の決勝ともなると、錚々たる顔が揃う。
地元のエース武田も決勝へ駒を進めた。
「AS決勝の分も含めて頑張る」。
先行1車で人気を背負ったあの決勝での走り。
<踏むこと>が勝利への一番の近道であることを改めて思い知ったことだろう。
後閑を引き連れて今日はどんなレースをするのか。
武田の今後を占う大切な一走だと思うが。
残りのラインも、佐藤友-岡部、佐々木則-加藤、そして結束なった吉川-新田-渡邉晴の南関ラインと骨っぽい。
特に昨日の佐藤の走りには驚かされた。
佐々木には出られたが、番手で粘り、小川圭二を捌いてしまった。
台風の目は、この佐藤に、南関を引っ張る吉川の絡みだろう。

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September 10, 2006

私はチーターになりたい。

「動物の体っていうんですかね。ウマとかライオンとか、チーターとか。ああいう体になれれば理想的だと思いますね。」
一人のホモサピエンスがそう答えているのを耳にした。
金子貴志、30歳、S級1班。
バリバリのトップ競輪選手である。
冒頭の言葉は、金子が北京五輪を見据え、自らの肉体改造について語った際の言葉だ。
貝になりたい、というのは聞いたことがあるが、チーターになりたいという人間がいたとは。
先週のAS競輪では、金子は残念ながら期待通りの活躍はできなかった。
2足の草鞋は、それほどに困難を極めるということなのだろう。
「8年かけてやってきましたからね。2年後がちょうど8年目なんですよ。」
金子は言う。
ごつい競輪選手も多い中で、確かに金子はしなやかである。
脹脛など、動物のそれを思わせる。
金子のチーター化計画は、着々と進んでいるのだ。

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September 04, 2006

人間ではない。~魔走の章~

花月園ASも、いよいよ激戦の準決勝だ。
グランドスラムを目指した吉岡脱落。
今日のレースも、いかにも中途半端であった。
<ドリーム組>のアドバンテージを活かすことができなかった。
夢幻か・・。
小嶋、武田の調子が絶好だ。
特に今日の小嶋の走り。
あれは一体なんだ。
人間の走りではない。
魔物の走り、まさに魔走である。
花月園の直線は長い。(長く感じるだけかもしれないが。)
穴目は、捲りに乗ってコースを突っ込んでくる追い込み選手だと見た。
そうした選手を、決勝では狙ってみたい。

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August 24, 2006

走る稲妻。

今週の松戸競輪決勝。
村上と佐々木が壮絶な先行争いを演じた。
両者一歩も引かずもがきあっていた。
村上の姿は、<先行日本一>などというありきたりの言葉では足らず、まさに<先行の鬼、権化>と化していた。
まさに走る稲妻である。
だいぶ調子も戻ってきたように思う。
なにせ松本整イズムを継承する男である。
9月のオールスター競輪。
その走りにドラマが宿りそうな気がしているのは僕だけか。

投稿者 mustbeangel : 10:40 PM | コメント (0) | トラックバック

August 13, 2006

小田原夏の陣。

北条早雲杯争奪戦、小田原夏の陣決勝に参戦する。
久しぶりに、Kさん、Hさんとの競輪だ。
33バンクも、ふるさとダービーの直後なのでそれほど違和感はない。
何とか勝ちを拾いたいものだ。
初日で海老根が失格となり、地元のエース高木も決勝から漏れた。
その分遠征勢が元気で、荒井が3連勝で決勝進出。
市田の巧みな位置取りも目立つ。
決勝は細切れの4分戦。
入れ替わり立ち代りの激しいレースとなるだろう。
昨日の準決勝は、途中雷鳴が轟き、停電でレースが一時中断されたそうだ。
今日も空模様は不安定。
さらに激しい雷雨も予想されている。
己の空は、勝って快晴といきたい。

投稿者 mustbeangel : 08:50 AM | コメント (0) | トラックバック

August 07, 2006

真夏の果実。

ふるさとダービー富山の決勝メンバーが出揃った。
武田、渡部、平原にラインができる3分戦となりそうだ。
初日からレースを見ているが、33バンクは難しい。
どのタイミングで選手が仕掛けていくのか、それがうまくイメージできない。
ようやく慣れてきたと思ったら最終日である。
原理原則に戻ろう。
先行の番手。
そしてその先行は武田と読む。
昨日、今日と連日捲りだが、ここは平原にあわせ出切ると思う。
そしてその番手は同県の大園だが、なにせ3番手は大塚健一郎である。
今日も鬼のような仕事をしていた。
西武園記念決勝でも、大塚は武田の3番手から優勝している。
直線、大園を強引にでも弾いて突っ込んでくるだろう。
あとは、前を差し切れるかどうかだ。
33だけに、武田が1/2輪こらえ切ると思う。
武田の精悍な顔。
練習量がその輪郭に如実に出ている。
遅れてきた逸材が、真夏の北陸で、ついに一皮剥けると見た。

投稿者 mustbeangel : 09:32 PM | コメント (0) | トラックバック

July 22, 2006

8連勝で決めたか。

第2回函館SNFは、福井・市田のビッグ初優勝であった。
稲垣の無欲の先行であったが、佐藤の捲りに冷静に対処し直線追い込んだ走りに、今の充実振りが伺える。
市田は過去に大病し、そこから這い上がってきた男である。
ようやく花開いた。
「彼は何も言わなかったが、気持ちが伝わってきた。」
稲垣の走りを市田はそう振り返った。
稲垣-市田-金田。
バリバリの近畿ラインである。
それにしても、岩手の佐藤友和は強いな。
年齢が年齢だけに、山崎以上の大物かもしれない。

投稿者 mustbeangel : 09:03 PM | コメント (0) | トラックバック