高知オールスター決勝は、北から4人乗ってきた。
並びは、山崎-佐藤友-伏見-菊池となるようだ。
この4人、いずれも自力型である。
贅沢な布陣だ。
そして目標のない栃木・飯嶋が「北の番手」を宣言した。
準決勝A12R。
後手を踏んだ武田-神山の捲りは、直線両者落車で万事休す。(落車でなくても届きはしなかったが・・。)
今や栃木のエース格にまでなってきた飯嶋。
目の色が変わっていた。
戦う男の目だ。
好調の新田とレースは2分戦だが、どうやら味わいのあるレースになりそうだ。
そのスパイスが、10年ぶりのG1決勝となる遠澤であり、岡山の豊田である。
このベテラン二人の最後の直線のコース取り、いわゆる<芸>にも注目したい。
いよいよオールスター競輪が開幕した。
高知500バンクで凌ぎが削られる。
2日目11R。
山崎があっさりと負けた。
先行できず捲りに回ったが、スピードに乗る前に阿部にきっちり止められた。
これが山崎の、いや大ギヤの負けパターンか。
残り2日。
決勝に向け、選手の動きを見極めたい。
特にオールスター男・神山の調子を。
ここ数戦、神山には風が、追い風が吹いているように思うので。
広島の前田が2000本安打を達成した。
先週広島で前田を見てきた。
1990本目の安打・ホームランを目の当たりにした。
コツンと当てるのではなく、力強く振りぬいていたスイングが印象的だった。
両アキレス腱に爆弾を抱える前田を、市民球場は見守ってきたのかもしれない。
球場の隣に佇む原爆ドームの上空600mで原子爆弾が炸裂してから62年。
そうした場所で、一人の野球少年がプロ野球に進み、コツコツと積み上げてきた安打。
その1本1本が、しみじみとした光を放つ。
前田が広島に入団したのは、偶然ではないような気がする。
広島に前田あり。
改めてそう思う。