昨夜、田舎から帰ってくる途中の電車の中で、酔っ払いを見た。
学生だろう、まだ若い。
完全にグロッキー状態で、横にのびた椅子の約半分を陣取り、寝転がっている。
軽ーく吐いており、椅子にゲロがかかっている。
そこから一筋の胃液が垂れ、床を伝って反対側の椅子の下まで延びていた。
おそらくコンパかなんかやって、自分は飲めるんだとばかりに一気に酒を呷ったのだろう。
吐くというのは若さの特権だと思う。
吐いて吐いて強くなるのだ。
僕が最後に吐いたのはいつだろう。
30を越してから、飲むと100%記憶をなくしてしまう有様である。
吐いていても忘れてしまっているのかもしれない。
目の前の若者が寝返りを打った。
ゴホ、ゴホッと咳をしている。
錦糸町、東京、横浜。
きっと起き上がれまい。
横須賀まで行くのだな。
世はGWの只中。
羨ましい旅である。
惜しかったなあ、森内。
GW恒例の平塚記念。
マークさせれば日本一の選手・森内章之は、準決Bで惜しくも3着に敗れた。
それでも内に外にと、鬼のような仕事。
素晴らしいの一言である。
競輪の醍醐味を存分に見せつけてくれる。
決勝は、さすがに実力者が勝ちあがってきた。
小嶋か、山崎か。
その前に、森内の<仕事>にため息を、感嘆のため息をつくとしよう。