July 31, 2006

老兵と若武者

35歳の越本隆志が初防衛に失敗した。
相手のロペスがWBC14位とはいうものの、伸び盛りの22歳、メキシコということで、楽観はできないと思っていたが、序盤こそ、うまくパンチをかわしていたものの、手数が少なく、ロペスの圧力に再三ロープを背負うという状態で、第4ラウンドで、これは倒さないと勝ち目はないなと思った。
第5ラウンドに入ると最早防戦一方で第7ラウンドあたりでやられるなあ、という予感がした。
果たして、第7ラウンド終盤、越本はロペスの連打を浴びるだけ浴びて、試合は終わった。
レフェリーが割って入ると、越本はレフェリーにもたれかかるように倒れ、その後も立ち上がれず、担架での退場となった。
越本は試合は断片的にしか覚えていないという。第7ラウンド以前に、傍から見るよりもパンチをもらっていたのだろう。「もういいやろか?」「いいよ」救護室で父親の英武会長と言葉を交わした。今後はジム会長を引き継ぎ後進の指導にあたるという。
防衛できなかったことは残念だが、九州の小さなジムから世界を獲ったことは、立派の一言しかない。

8月2日は亀田興毅の世界戦が行われる。ゴールデンタイムの放送、試合前からの報道の盛り上がり、亀田の若さも含め今回の試合とは同じ世界戦でも対照的だ。
型破りで計算などなさそうな亀田であるが、実は、強い王者がいる本来のフライ級を避けて、1階級落として王座決定戦に臨むなど、計算高いところもある。そうはいっても世界戦には違いなく、簡単にはいかないだろう。まずは、どんな形でここを通過するか、よく見ておきたい。

July 23, 2006

青白。

大相撲名古屋場所も今日で千秋楽。
14連勝で朝青龍が優勝を決め、注目は白鵬の綱とりだけとなった。
序盤での2敗はいただけないが、そこからしぶとく勝ち星を重ねるあたり、精神もだいぶ練れてきた。
今日の大一番で勝てば(もちろん内容が問われるが)、可能性なきにしもあらずということだ。
個人的には、大関としてもう一場所見たい気もするが。
いずれにしろ。
<青白時代>の到来近し、である。

投稿者 mustbeangel : 07:24 AM | コメント (0)

July 22, 2006

8連勝で決めたか。

第2回函館SNFは、福井・市田のビッグ初優勝であった。
稲垣の無欲の先行であったが、佐藤の捲りに冷静に対処し直線追い込んだ走りに、今の充実振りが伺える。
市田は過去に大病し、そこから這い上がってきた男である。
ようやく花開いた。
「彼は何も言わなかったが、気持ちが伝わってきた。」
稲垣の走りを市田はそう振り返った。
稲垣-市田-金田。
バリバリの近畿ラインである。
それにしても、岩手の佐藤友和は強いな。
年齢が年齢だけに、山崎以上の大物かもしれない。

投稿者 mustbeangel : 09:03 PM | コメント (0) | トラックバック

July 18, 2006

美しいバンク。

雨が杉木立を濡らしている。
雨の競輪場もいいものだ。
特にここ、弥彦は雨も良く似合う。
連休を利用して、弥彦記念決勝に参戦した。
村上が優勝したふるさとダービー以来である。
吉岡が決勝に乗れなかったのは残念だが、まずは好メンバーでの決勝戦となった。
その吉岡は8Rに登場した。
圧倒的人気を誇っており、吉岡と番手の田中の2車単が2倍そこそこ。
3番車の吉岡が早めに捲っていく。
相手が格下とはいえ、見事にラインで出きり、123決着。
やはりこの男は千両役者だ。
華がある。
決勝は、静岡の岡村と後ろに地元勢3人をつける高峰との2分戦。
練りに練られた地元勢の作戦が決まり、小橋-阿部で決まった。
とにかく役目は何とかこなせたな、レース後、小橋を迎える藤原の表情が印象的であった。
小橋は何と3年ぶりの記念優勝だそうだ。
もう一度ひのき舞台へ戻ってきてもらいたい。
ふと振り返ると、そぼ降る雨に弥彦山が煙っていた。
小橋のウイニングラン。
山を背にしたバンクを小橋が颯爽と走り出す。
美しいバンクだと、僕は改めて思った。

投稿者 mustbeangel : 01:20 AM | コメント (0) | トラックバック

July 10, 2006

ベイの足音。

原巨人の大失速。
貯金が10を越していた日々。
夢幻のごとくなりだ。
気がつくと、ベイの足音も聞こえてきた。
ディロンの草野球にも劣るプレーを見せられれば、誰だった愛想を尽かすだろう。
そもそも最初がうまく行き過ぎていたのだ。
今が本当の姿なのだろう。
長嶋や王の苦しみに比べれば、今の原の苦悩など・・。
最初から覚悟の上だろう?

投稿者 mustbeangel : 09:00 PM | コメント (0) | トラックバック