ハンドル投げ炸裂。
競輪祭は、小倉竜二の2度目の優勝で幕を閉じた。
実に6年ぶりのビッグである。
勝つときというのは、ぽっかりVロードが開けるものである。
これも6年間腐らず精進してきたがゆえだ。
今回は電話投票で挑んだが、途中で締め切られてしまい、「張った」という実感がない。
買い目すべてを買えていたとしても的中していなかったが、不完全燃焼である。
これは提案だが、携帯の無料ナビに、各選手のコメント、そこまで無理なら、せめて並びくらい載せてくれないものだろうか。
まあ、その前に。
あのテレビ中継の内容を即刻見直して欲しい。
並びや選手のコメントを少しでも早く見たいにもかかわらず、のんきに昨年のGPを振り返っている場合でもあるまい。
中野コメンテーターも、もっと強く、はっきりと、こうした方がいい、と言うべきだ。
全くの素人のねーちゃんを出して、「私は同い年の海老根さんを応援します!」なんて誰が聞きたいというのか。
時は金なりなのだよ。
競輪際もいよいよ準決勝。
3個レースはいずれも細切れの4分戦となった。
今年の競輪は、新しい顔が続々と勝ち名乗りを上げてくる予感がする。
稲垣、山崎ら80期代の走りも注目だ。
昨日までのレースで目立った脚は、村上、前田、佐々木龍、渡邉晴、そしてGP覇者の加藤。
神山、小嶋、吉岡らもいるが、突き抜けるまでのオーラがない。
激戦を極めるだろう。
まさに、群雄割拠。
キーワードはこれである。
栃東の見事な復活優勝だった。
がっちり組んで、間髪いれずに右からの出し投げ。
こうした小気味よさ、切れ味が栃東の本来の相撲なのだ。
個人的には、白鵬との決定戦を見たかったが、栃東の執念がそれを許さなかった。
その白鵬の相撲も素晴らしかった。
低い出足、瞬時に左上手を取り、投げに出る。
控えからのあの顔つきはどうだ。
どっしりと落ち着き、動じるそぶりが微塵もない。
本当にこれが20歳の若者だろうか。
優勝こそ逸したが、来場所へ向けての確かな手応えを掴んだに違いない。
栃東が復活し、琴欧州にもゆとりが出てくるだろう。
そして、白いウルフ・白鵬の脱皮。
今場所の横綱の負けっぷり。
いくら稽古不足で体重オーバーであったにせよ、あれほどあっさり転がされてしまうとは。
あの姿、背中の土に、僕は相撲新時代の確かな風を感じた。
安馬にまで転がされた。
これほどあっけなく横綱が負ける場所というのはいつ以来か。
日出国の大和魂・栃東にも大いに期待するが、僕的には、いよいよ大器の片鱗を見せ始めた白鵬の逆転優勝と見たい。
もたもたしている間に、あっさり琴欧州に追い越されてしまった。
尻に火がついた。
アチチと言いながら、顔は笑っている。
それがこの青年の空恐ろしいところだと思う。
スカパーで競輪の「ニュース&トピックス」を見た。
工藤元四郎や鬼脚・井上茂徳が今年注目する選手を紹介していた。
燃える闘魂で復活を期す村上。
人の良さがにじみ出ている矢口。
そして、今年こそタイトルを狙う武田。
これら選手のインタビューを見たが、皆素晴らしい選手である。
当たり前かもしれないが。
競輪は生身のスポーツである。
「ライン?それって八百長じゃないの?」
競輪を知らない人の大半はそう言う。
この頃は、いや違うよ、なんていちいち説明はしない。
どんなに美しく説明しても、そういう人達には理解できないだろうことが想像できるからだ。
そうした人達が悪いとは思わない。
ただ僕が言いたいことは、この世の中で何を信じるかだ。
村上を、矢口を、武田を、僕は信じる。
明日は高松競輪(玉藻杯)の決勝がある。
佐々木則を、僕は信じて打って出る。
大相撲初場所。
今日で中日が終了した。
全勝栃東を1敗で朝青龍、2敗で琴欧州が追う展開。
面白い展開ではないか。
琴欧州もだいぶ固さが取れてきた。
横綱はおそらく稽古不十分で臨んだ場所であろうが、相撲力が図抜けている。
大袈裟かもしれないが。
栃東には、日出国の代表として大和魂を見せて欲しい。
(付記)
デーモン閣下の顔、お年寄りには目の毒ではないか。(いきなり見たら、ビックリだよね。)
エビショウ:踵粉砕骨折。
ヨコテン:鎖骨骨折。
いずれも重症だ。
田中勝が言っていた。
「100勝騎手がこうも出ると、ますます上と下の差が開くばかりだな。うかうかしていると、あっという間に自分も負け組になってしまう。」
昨年の勝利数を見ても、武豊の圧勝である。
一人の傑出した存在が身近にいることで、周りも不思議と底上げしてくる。
つまり、東低西高ということだ。
そして、乗り盛りの冒頭2騎手の早々の戦線離脱。
実直な柴田善も立派な騎手とは思うが、いかんせん華がない。
後藤、柴山あたりに頑張ってもらうしかないのか。
先週だったか、風呂の入り方のマナーで2人の騎手が揉めた、という記事が載っていた。
いい大人が何をやっているんだよ・・。
57周年記念・倉茂記念杯。
優勝は三宅に乗った山口富の差し切りだった。
さすがはG1ホルダー。
勝負所での踏み所、コース取りを知っている。
2着に地元の平原。
準決勝で太田を置き去りにしたダッシュといい、連日素晴らしい走りだった。
踏んで踏んで踏みまくれ。
「GPを慎平が取ったし、今回は気合が入っていた。」
山口富の優勝コメントだ。
ゴール前、思わず声が出た。
「差せ!山口。」
届いたかな?