尾崎将司が民事再生手続を申し立てたという。こういう人が破綻したという場合は、だいたい不動産投資に失敗したと相場は決まっているものだけど、記事を見るとよくわからなくなってくる。
プロゴルファーとして華々しく活躍する一方で、90年代以降、トラブルに見舞われた。97年、新興のクラブメーカー、ワールドワン社と契約。推定10億円単位の破格の金額に加え、千葉・船橋市内の自宅に隣接する土地に練習場、研究所も完備するという条件も加えられた超大型契約だった。しかし、同社が破たんしたことで状況は一転。かつてはプロゴルファー仲間が大挙集結し、一緒に練習できるほどの広さ、設備を誇った“ジャンボ御殿”を売却。この夏に千葉市内に移転した。
多額の借金を背負い込み、民事再生法に頼らざるを得なくなった尾崎将に同情する声もある。「借金のほとんどはジャンボさんが作ったものではありません」と本人に近い関係者は悲痛な表情で話した。バブル期に「ジャンボ尾崎」というビッグネームが利用され、バブル経済崩壊後、そのつけを尾崎将が払わされているという側面もある。